2016年04月03日

これからの保育園の待機児童問題への対応は?

2月、3月は 匿名ブログ保育園落ちた日本死ね!!!が話題を呼んで、国会でも取り上げられて、待機児童問題がふたたび注目を集めました。
大田区議会でも、やはり話題となってまして、
ブログのチカラを感じます。

私のブログもときどきBLOGOSなどに転載されて拡散していただくので、ありがたい限りです。
私にとってのBLOGOSデビューは、
3年前の待機児童問題 〜 大田区の場合(岡 高志 (大田区議会議員))
地域政治において、保育園・待機児童が重要な課題です。

私 岡高志も今さらながら、
大学の先輩でもある山尾志桜里衆議院議員に敬意を表しつつ、保育園の待機児童対策について見解をまとめます。

保育園は当初は福祉政策として、子どもを預けないと働けない人を助けましょうだったのかもしれない。

少子化による人口減少が深刻な政治課題となる中で、働いている親に気がねなく子どもを預けて働いてもらうための施設へと保育園の趣旨は変わっています。
保育園に子どもを預ける親の所得の多い少ないは関係ないのです。


BLOGOS(ブロゴス)保育園 カテゴリ

ここでは、大田区関係者も投稿されてます。

都庁内保育所が開設!待機児童対策は都庁職員から?(やながせ裕文 東京都議会議員・大田区選出)


東京都がどこまで、職員優遇のつもりかはわかりませんが、
来年度の待機児童対策のトピックスは、事業所内保育所
大きな事業所のひとつである、東京都庁がまっさきに取り組んでも違和感はないのだけど。

ちなみに、大田区では区の補助制度で、東京工業大学が事業所内保育所を設置する計画。


大田区の保育料はいま引き上げるべきか(大田区議会議員奈須りえ)


値上げ反対!
有権者を代表する議員として大切なことです。

納税者代表としては、
減税!
も主張したいところです。



「金持ち夫婦」のために保育所を拡充すべきか - 和泉徹彦


和泉徹彦さんは、嘉悦大学准教授として、いくつかの自治体の子育て関連の有識者委員を務めた経験があります。
先日まで、大田区保育園・学童保育保育料検討委員として、私もともに議論した関係です。そんなわけで、自治体の現状理解はされています。
保育園を(救貧対策としての)福祉政策とみていて、少子化という政治課題との観点ではないようです。

私は、少子化という政治課題の解決のためには、
働いて相応の所得を得る親が保育園を利用できるようにしたいです。
保育料が所得によって大きく変わるのは相応しくない。
電気代も、スマホ代も所得によって変わらないよね。

保育料見直しの議論の中で、ともすると、所得が高い層に負担させるべし、との声が保育料検討委員で大勢をしめがちでした。
有識者会議なのに、そんなのでいいのかな?所得再分配は自治体のレベルではなくて、累進課税もある国のところでやるべきである。

少子化対策として、保育園の充実が叫ばれているなかで、保育園コスト負担を子育て世代の所得の高い層に求めるのは政策として、どうなのか?有識者として会議に出席しているのであれば、世代内だけで負担を整理するのでは不十分であろう。
子育て経費を社会全体で負担する。つまり、高齢世代からの負担を主張するべきだろう。高齢者の医療費自己負担はいまだ1割に据え置かれている。

財源を確保しても、保育士不足は深刻です。
給与を引き上げても、人手不足が早急に改善するとも思えない。

マンパワーが必要な 0歳児保育を育休制度で代替してもらって、
保育人材を1歳児保育より上に解放することが重要です。


世間の議論で忘れられてるのは、
保育園年齢の子どもを育てるのは、保育園コストを除けば、そんなに高額ではない
ということ。

子どもは成長するほど、お金がかかります。

食費。子ども部屋。習い事。塾。学費。スマホ。旅費は保育園年齢だとかからないことが多いし、医療費は東京では中学生まで無料。

救貧対策としての福祉政策を重視するならば、子ども全体への対応が必要なのでしょう。保育園などのサービス拡充だけでは限界で、誰にでもインパクトがある現金給付が有意義だと思います。

高齢者への1人3万円のバラマキを放置したままで、金持ち夫婦への保育料負担増加を主張するのだけはやめてもらいたい。


posted by 岡高志(大田区議会議員) at 10:00| Comment(0) | 子育て・教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする