2017年01月24日

視察: 女子少年刑務所

大田区議会議員 岡 高志です。

狛江市にある少年院を視察しました。
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女子のみの施設なので、女子少年院。行政用語で、男も女も少年と呼ばれます。女子は男子に比べると犯罪を犯さない、10分の1くらい、その分、少年の性質ごとに少年院を分類しがたいので、様々な女子が在籍しています。

視察した女子少年院では、12歳から23歳未満の女子少年を収容し、非行から立ち直り、健全な社会人になるよう矯正教育を行います。刑務所というより児童福祉施設の印象を持ちます。
入院時年齢は、15歳 26%、16歳48%、平均は15.8歳。
近年の犯罪類型は、粗暴犯 26%、財産犯(特殊詐欺の受け子など) 33%、薬物 11%、ぐ犯 22%
家族構成は、両親 33%、母のみ 33%、父のみ 4%、実母義父 26%、祖母 3%
高校中退が半分(昔に比べれば学校に籍を置けてるケースが多くなったそうです。)1年の夏までには退学してしまうそうです。

女子少年たちの一日は、朝7時に起きて、教育指導・職業指導・社会適応訓練をし、夜には1時間程度の自由時間があったのち、9時に就寝。プライバシーへ配慮するため、外での運動が制約されるため、室内プールでの水泳の時間もあって、ここで泳げるようになり達成感・自己肯定感を得る女子少年もいるそうです。社会貢献活動として、近隣の老人ホームでの清掃活動なども行いつつ、地域社会との接点を持ちます。個人別矯正教育計画も策定され、女子少年たちは学ぶ環境のもと生活しています。半年から一年で退院します。社会に適応するためのリハビリテーションの場所といえばいいのでしょうか。

性善説というわけでもありませんが、成育環境によって罪を犯してしまった少年たち。それを解決するための矯正教育は意味があります。そして、少年院退院後の居場所は、親もとや(都道府県などが運営する)児童自立支援施設。福祉行政も少年犯罪の防止や矯正に目を配っていなければなりませんね。


posted by 岡高志(大田区議会議員) at 22:09| Comment(0) | 政治日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

教育の安全、子どもの自殺という領域について妥協せず発言しています。

大田区議会議員 岡 高志です。
2017年の年頭に議員としての6年の活動を振り返ります。

教育の安全、子どもの自殺

私は、3人の子どもの父親として、子どもたちの明るい未来を守るために働くべく議員になりました。
子どもたちの明るい未来を守るために、学校教育の影の問題点を行政にからめとられることなく指摘してきました。
子どもや保護者は時に学校に対してモノが言えないこともありますから、議員の立場から代弁させていただいてます。


◎ 体罰
学校不祥事案件 〜 体罰のページで大田区の近年の体罰事例をまとめています。
なにかと参考にしていただいてます。

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◎ 運動会での組体操
2016年3月質問。
組体操での事故が大田区でも発生しています。
2015年5人ブロッケンで左手首骨折、3段ピラミッドで尾骶骨骨折。
区議会こども文教委員会で、組体操による事故の報告を求められた指導課長は、大きなけが等の事故はない。と答弁している。
【Q】どうした認識なのか?
【A】大きなケガとは思わないとの理解です。

2016年6月質問。
【Q】大田区教育委員会として、組体操の中止を明確にするべきですがいかがか?   
【A】大田区教育委員会では、2016年4月に各校に対して、 
1) ピラミッド、タワーについては原則として休止する 
2) 各種目の必要性・妥当性を検討する 
3) 体力等の向上や危険予測・回避能力を育成する
との方針を示している。
今後も引き続き運動会における安全管理を徹底する。   


◎ 子どもの自殺対策
2014年10月質問
2014年9月に区立小学校に通う6年生女子児童2名が下丸子のマンション敷地で倒れているのが発見され、お二人とも亡くなられたという大変に痛ましい事故がありました。
【Q】本件に至った理由はわからないとしているが分析は必要である。どのように考えるのか?  
【A】こうした事故が二度と起こらないように原因を分析して対応している。

2015年10月質問
(上記の2014年9月の死亡事故の報告者が作成されていなかったことを受けて、)
【Q】学校事故発生報告書事務処理要綱に従わずに、子どもの死亡を報告しないことをよしとする判断は、大田区の教育委員会事務局全体での判断なのか?
【A】適正な判断と理解している。

【Q】学校事故発生報告書事務処理要綱に死亡の事実があれば速やかに報告することとなっている。報告がなされていない状況をなぜ看過しているのか?  
【A】死亡の事実は知っているが、その原因は知らなかった。そのため、報告を受けていない。事故報告書とは別に、学校がどう対応していたのかは指導課と連携して共通理解を図っています。

2016年6月質問
【Q】かねがね質問してますが、子どもの自殺について予防対策は?
【A】2016年5月に区立学校において自殺の可能性がある事故が発生している。誠に残念であり、深く哀悼の意を表する。
自殺予防として、
学校生活調査を年2回実施。
特に2016年度からは新たな調査項目を追加し、子どもの身近な人間関係を把握するようにした。


多少なりとも学校教育の影の部分に光をあてることができたのではないかと思います。

教育委員会の体質については2013年6月質問において、本質を指摘してます。その上でひとつの解決策を提示しています。

2012年9月の本会議における私の質問への清水教育長の答弁のなかで、教育委員会制度の問題点として、官僚主義に陥る可能性にふれられていた。
地域の人々が体罰の問題を懸念しても学校内部の情報は大田区教育行政当局には伝わってこない可能性がある。
学校長のリーダーシップが発揮されている学校はいいけど、 学校長のリーダーシップが十分でなければ、体罰など諸問題の解決は困難になる。
学校長も教職員もその人事権は東京都教育委員会に属する。教育委員会事務局と学校現場の距離により情報の断絶があるとするならば、学校長および教職員の人事権を大田区教育委員会にとりもどしてはいかがでしょうか。
【Q】前段として、学校長を大田区として採用し区立学校に配置することはいかがでしょうか?
【A】現状でも区が推薦する人材を都が承認すれば、5年間を上限に都の経費での任用は可能である。 

やるやらないは、トップにかかっています。




posted by 岡高志(大田区議会議員) at 00:08| Comment(0) | 子育て・教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする