2017年01月27日

子育て世代としての教育改革

大田区議会議員 岡 高志です。
2017年の年頭に議員としての6年の活動を振り返ります。

大田区の教育改革について
私は、3人の子どもの父親として、子どもたちの明るい未来を守るために働くべく議員になりました。
子どもたちの明るい未来を守るために、子どもたちが受ける教育の質の改善は欠かせません。
当事者として同世代的な区民の皆さまの声を受けて、大田区の教育改革に取り組んでいます。

◎ 教育予算の拡充
2014年3月質問で、大田区の教育予算がいかに少ないのか具体的な数字を示して議論をはじめました。
【Q】大田区の1人当たりの学校運営費はおとなり品川区の6割程度と低い水準である。この現状をどうとらえますか?
【A】学校の新築などで一時的に学校運営費が変わる等、比較は適当ではない。 適正に経費を見積もっている。

(と答弁しつつも、適切な見積もりなどないことを示すべく質問を続けます。)
【Q】大田区の教育費の基準が、平成25年度は、消耗品費が1校約123万6千円、1クラス14万円、約1人当たり約886円という基準で配分される。 この基準は他の自治体と比べてどのように考えているのか?
【A】これまでの支出状況をみて区独自に算定している。
【Q】平成25年度であれば、1校平均で備品購入費が592,000円とあるが、各校に正確に反映されているのでしょうか。例えば、山王小学校は比較的大きな学校なのに、備品購入費は平均を下回る41万円しか計上されておらず、不適切である。

(適切な基準で予算計上したわけでなく、たんに前年横引きで計上してるだけ。各学校から強い要求があった場合には予算計上するので、バランスを欠いた教育予算になっていたことを明らかにしました。)

学校やPTAが動いて予算要求するべきだし、そうでなくても声をあげていきましょう。

2014年6月質問では、お金だけでなく、人員配置によっても教育の質を確保するべきとの視点で議論しました。

23区の区立学校の児童・生徒1人当たりの備品費を調査したところ 大田区の備品費は、23区平均に対して40%を切る低い水準であることがわかりました。
教員の指導力向上を担う重要な職務である教育指導主事の配置数を23区で比較しました。大田区は統括指導主事を含めて、9人の指導主事で全87校を担当している。 
大田区は、1人平均9.7校を受け持っています。 
23区平均は、1人平均7.2校。
【Q】大田区も、区で費用負担してでも、指導主事の増員を東京都に強く求めていくべきだと思います。いかがでしょうか?
【A】指導主事の指導力充実は教員の授業力向上にとって有効です。この7年間で副参事を1名、統括指導主事を2名増員しました。学校教育のさらなる充実に努めます。


◎ ICT教育の推進
2015年11月質問で、具体的に教育予算を拡充するところはICT関連であろうと着目しまして、議論をはじめました。
残念なことに、やはり、大田区の学校のICT環境(LAN整備率、コンピュータ台数、電子黒板数など)は東京23区でワースト水準であることが文部科学省の調査でも明らかにされていました。早急に充実をはかるべきと思いました。
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【Q】大田区の教育の情報化の実態が貧困であるという極めて深刻な事実がある。早期に大田区の教育の情報化を充実させるべきですが、いかがでしょうか? 
【A】ICT活用推進モデル校を北糀谷小学校と蒲田中学校で行うなどICT環境の整備を進めている。
【Q(再質問)】大田区の教育の情報化の実態が貧困であるという極めて深刻な事実に対しては、どう認識しているのか?  
【A】機器を入れることが目標ではないと考えている。

ICT教育の推進についての教育行政当局と私の温度差がありすぎたので、水面下で議論を続けまして
2016年6月質問
【Q】ICT教育の充実の予算を拡充するべきです。
【A】機器を効果的に活用することが重要。 
年度は、全ての中学校の普通教室に校内LANを整備し、電子黒板を3セット設置する。 
今後も、ICTモデル校の成果を踏まえて、ICT機器の整備に取り組んでいく。


平成29年度予算案
全ての小学校の普通教室にスライドレール型電子黒板を1台
タブレットPCを教員1人に1台
タブレットPCを児童生徒用に1校40台または80台を配備

総額 11億円
【2017.2.9追記】


ICT教育の推進を中心に、大田区の教育予算を拡充するべく、様々なポイントで問題提起を続けております。実際の利用者である子どもたちや保護者の方々のご意見が重要です。お気付きの点がありましたら、お気軽にお知らせください。

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posted by 岡高志(大田区議会議員) at 17:59| Comment(0) | 子育て・教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする