2012年06月25日

呑川をきれいにするために岡高志は取り組みます!

呑川をきれいに!

大田区の真ん中を流れる呑川をきれいで親しめる水辺にしたいと思う気持ちは、主義主張を越えた普遍的な思い。
選挙公約でうたうまでもなく、行政職員、区民のみなさんと議論しているものです。

呑川の問題点・対応は中流域、上流域 で分けますと

● 中流域 蒲田駅周辺部
 水質が汚い、悪臭が激しい

 
川底に勾配が少ない、
海の満ち引きでちょうど海水と淡水がまじる汽水域
つまり、川の水が上から下に流れないでたまってしまう。ヘドロも堆積する。
富栄養化、酸素濃度が低下して生物の活動が低下している。

現状の対応:
 川底を整地、浚渫
 高濃度酸素水の供給(工学院わきの屋形船から実施)


● 上流域 石川町・雪谷地域
 ユスリカの大量発生

水量が少ない中で、藻が茂り、ユスリカの卵が定着している。

現状の対応:
 川底の清掃を徹底。以前は手作業だったのを、河川清掃車を導入。年4回だったのを43回に頻度を増やしています。
 捕虫機の設置を予定。(今年の夏ごろに2台設置の予定) 


● 全体として
呑川は、世田谷・目黒から大田区石川町に流れ込む形であるが、
すでに世田谷・目黒では暗渠化されて下水道となっている。下水道は呑川に流れ込まないが、大雨で下水処理ができない時に、一部、呑川に流れ込む。つまり、雨の時に流れる水は臭い・汚い。

通常、呑川の上流に流れ込むのは、東京都の清流復活事業として、落合水再生センターから供給を受けている処理水。ちなみに、年間1,188万円で、毎日36,300立米の給水を受けている。
この処理水。処理されているので河川の水としては汚くはないのですが、リンの濃度が高い点が問題で、栄養が高い、藻が生える、ユスリカの卵が定着する。そして、ユスリカの大量発生へと。
自然の生態系であえば、ユスリカを捕食するコウモリがいるのですが、たまたまリン濃度の高い水が供給されることで、こうした現象に陥る。
処理水の供給量が増えれば、ユスリカの卵を洗い流すこともできるかもしれない。
そして、中流域の蒲田で淀んだ流れを下流に押し流すこともあるかもしれない。

ということで、落合水再生センターからリン濃度の低い高度処理水を大量に呑川に供給していただこうではないか!

実際に、リン濃度をさらに低くする高度処理能力は東京都下水道局にはある。
けれども、落合水再生センターでは高度処理はしない。
 ・周辺が住宅地で増設できない
 ・高度処理をすると処理量が減少するので、今いっぱいの落合では無理

となると、大田区の呑川上流域で水質浄化に向けた何らかの対応も必要です。

ちなみに、渋谷川、目黒川 も呑川と同じような都市河川であります。
近隣の類似事例として研究してまいります。
真夏になる前に自転車で現地調査です。

【後記】
目黒川 視察


posted by 岡高志(大田区議会議員) at 23:25| まちづくり・交通・環境・防災・防犯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする