2014年02月10日

ネット選挙運動はいいから、ネット投票をはじめないと。

ネット選挙運動が昨年スタートしたということで、選挙関係者である私、岡 高志 もネット選挙運動に注目していました。

ネット選挙運動も一つのメディアにすぎなくて、多少拡散できたところで、コンテンツに価値がなければ、支持&投票の結果には結びつくこともない。

メディアの一つといっても、例えば、SNSでの注目度(*Yahoo!リアルタイム検索より)は主要候補でも1日2万件いかない。
東京都は 1,000万人の有権者がいる中で、2万件とは決して大きな数字ではない。
自治体選挙や、衆議院の小選挙区であれば、有権者数 30万人くらいである。Buzzといえる注目度は発生しないだろう。

*Yahoo!リアルタイム検索は、twitter、facebookでの投稿の検索エンジンです。検索数を表現したものじゃありません。「いまどきYahoo!で検索する人はいないでしょ!」といったご意見をいただいていましたので、念のため。

コンテンツ力としては、
山本太郎氏は、昨年の参院選、ネットでも話題を集めて東京選挙区で4位当選を果たした。反原発の市民活動がベースにあるし、本人の演説も引き込まれる力があった。

田母神としお氏は、今回の都知事選で最終盤もっとも話題を集めていたが、選挙前から、ネトウヨ層からリスペクトを集めていたから、一定の集票と、ネット上での存在感は当然である。

家入かずま氏は、ネットベンチャーでIPOした人らしく、今回の都知事選のインターネットでは主役級の活躍を見せたが、各得票数は10万票に届かず、88,936票。ドクター中松氏を上回ったに過ぎなかった。
選挙運動の手法としては、twitterでの政策募集、クラウドファンディングといった新しい手法を見せてくれたけれど、政治家として何を期待できるか、未知数なままであって、単に唯一の「若者」候補にすぎなかったのかもしれません。

ネット選挙運動だけでは、選挙の結果は、あまり変わらない。

ネット選挙運動はいいから、ネット投票を導入できれば、選挙の結果は大きく変わるかもしれない。


それよりも、今は、政治家として、人々に期待される何か、を示さなければならない。


参考まで:
ネット選挙運動については
「インターネット選挙運動解禁!?」

2014年の都知事選については
「都知事選。順当な結果、つまり、民意の適正な反映であり。」
「東京都知事選挙。終盤のネット上の盛り上がりは?」
「東京都知事選挙の候補者の政策からみえたもの。」
「東京都知事選挙スタート。序盤のネット上の盛り上がり」

2013年の参院選については
「ネット選挙運動 東京選挙区を制したのは?」
「参院選 ネット選挙の盛り上がり 東京選挙区で誰が注目された?」



posted by 岡高志(大田区議会議員) at 16:31| 選挙制度・議会一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする