2017年01月09日

中央防波堤埋立地の帰属について(大田区vs江東区)

大田区議会議員岡 高志です。

2017年の年頭に議員としての昨年の活動を振り返ります。

中央防波堤埋立地の帰属問題ついて
中央防波堤埋立地の帰属が大田区なのか江東区なのか話題になります。
2016年7月総務財政委員会の質疑で、
中央防波堤埋立地の帰属をめぐって、2016年4月から両区で部長級協議を開始しており、2020東京オリンピック・パラリンピックまでの解決に向けて誠意をもって協議に臨むことを双方で確認済
との答弁をいただきました。

私は、淡々と行政で協議を進めてくれればいい。そして、その結果、大田区の領域が拡大するのは良いことだと思っています。でも、住民代表たる議員が力強く中央防波堤埋立地の帰属を主張するのはどうなのかな?と思ってます。

そんなわけで大田区議会の下記の決議には
一人棄権

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本当は反対したかったんだけど、関係各位からの同調圧力が強くて、私は採決棄権にとどめました。だから、全会一致の決議ではないのです!なんでも反対の人達まで賛成に回っていたのは衝撃でした。

おとなりの江東区に大田区民として拳を振り上げるぞ!とか、
やり過ぎじゃないかな。
そして、全島帰属を議会が決議しちゃって達成できなかったら、
行政に対してその責任追及を本気でするつもりなんだろうか?と心配してます。

現実的に自治体として領域が拡大しても、固定資産税を収受しないから税収が増えるわけでもないし、ゴミの埋立地なんで人が住めるわけでもない。熱くなる割には、いいこともないんですわ。

とはいえ、区長が掲げる大田区の主要課題なので、今年も注目しています。


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2017年01月02日

洗足池の歩道橋が無くなりました。

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洗足池の歩道橋がなくなります。でご案内しました通り、昨年暮れに歩道橋が無くなってました。あったものが無くなると、歩道橋ロスに陥る人もいるようです。


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前からあった自転車専用の信号はそのままありして、ちょいと不思議な感じです。



駅から信号渡って左はスロープ。
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右は階段三段。85865BDD-EA82-47DD-A94F-667C217D08B8.jpg

歩道と車道の高低差からちょっと不思議な構造となってるのは苦肉の策だそうです。


posted by 岡高志(大田区議会議員) at 15:45| Comment(0) | まちづくり・交通・環境・防災・防犯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月18日

羽田空港跡地第1ゾーンの事業採算性について

大田区のビッグプロジェクト羽田空港跡地第1ゾーン整備。
空港が沖合展開して生じた遊休地(国所有)を大田区が取得して、ものづくりのまち大田区の価値を引き出すための産業交流施設を建設します。

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整備手法が、このほど固まりまして、
土地のインフラ整備を、都市再生機構(UR)が土地区画整理事業として実施。
大田区が取得した土地の一部を50年間の定期借地契約を設定して、民間事業者が産業交流施設を建設します。
産業交流施設は、研究開発企業オフィス(24,000m2以上)、ベンチャーインキュベーションセンター(12,000m2以上)によって構成されます。付随施設として、クールジャパン発信拠点も設置されます。
平成32年度のオープンを目指しています。

羽田空港につながる立地ですから、魅力のある採算性の高い施設になるでしょう。

さて、大田区は国から土地を購入して、超長期で民間事業者に土地を賃貸します。
今年9月の議会で私が指摘していますが、
わざわざ、大田区が間に入らなくてもいいですよね。
国が直接、民間事業者に賃貸すればいいのです。

とはいえ、大田区は長年、羽田空港跡地の利用について検討してきたので、関与したいのです。

土地の購入費用 < 50年間の賃料の現在価値(プレゼントバリュー)

とならないと、納税者としては、付き合いきれません。

まず、大田区が土地を購入する費用を推定します。
土地区画整理事業によれば、
保留地3.9haを82億円としているので、
これを参考にすると、
今回民間事業者への賃貸する土地5.9haの価格は124億円。
つまり、大田区は国から当該土地を124億円で購入すると推定できます。

124億円 < 50年間の賃料のプレゼントバリュー


ちなみに、やはり50年間の定期借地契約となる羽田空港跡地第2ゾーン4.3haは、
住友不動産などが、年額27億円で落札。
ホテルなどを整備します。

大田区は、周辺の公園整備も行なっていくので、土地の購入費用をカバーするだけではなく、少しでも財源が確保できることを納税者の立場として、強く求めつつ、羽田空港跡地第1ゾーン整備の成功を願います。

過去記事 羽田空港跡地整備のゆくえもご参照ください。



posted by 岡高志(大田区議会議員) at 05:42| Comment(0) | まちづくり・交通・環境・防災・防犯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

勝海舟ミュージアムが洗足池のほとりに平成30年にオープンします。

大田区の洗足池のほとりに、勝海舟のお墓があります。
江戸城無血開城の立役者である勝海舟は晩年、洗足池一帯を別荘W洗足軒Wとして、居を構えていました。死後は富士山も望める当地に夫妻のお墓を建てて眠っています。
そのお墓の隣接地に、勝海舟の偉業を顕彰する目的で、清明文庫という建物がありました。土地1,000m2、延床面積500mほどの建物です。
そのまま、活用されることなく、所有者が変わりまして、重要文化財建物として、大田区が購入することとなりました。平成24年3月の議会質問参照。
その際に、私は利用方法も決まっていないのに、大金を投じるのはどうかと批判した上で、勝海舟ミュージアムとしての整備を提起しました。

洗足池という、自然豊かでスワンボートも漕げる公園に、勝海舟が住んでいたという歴史を強調して広くアピールすることは、洗足池の知名度を高めるとともに、地域の魅力を増進することになると考えています。

中身のある施設とするために、
私は、勝海舟の子孫の方にコンタクトをとりました。
残念なことに、今年、54歳の若さで逝去されましたが、勝海舟家の第4代当主である勝芳邦さまです。

大学の同窓の縁で、突然の私の申し出に耳を傾けていただきました。文化・芸術の振興についても、たいへん有意義なお話をお伺いいたしました。勝海舟が後世の若者たちに伝えたい想いを表現できる施設にしたいと議論をしました。

勝海舟という名前を顕彰することは必要ない。激動の明治維新の歴史だけではなく、外交とは何か、平和とは何か、そうしたものを子どもたちとも共有できる勝海舟ミュージアムにしたい。
そのように語られていました。
大田区の検討委員会のメンバーにも就任していただいて、施設の中身についても具体的にアドバイスいただきました。

そうした勝芳邦さまの想いも受け継いで、
平成30年12月には、勝海舟ミュージアムがオープン予定です。

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posted by 岡高志(大田区議会議員) at 00:52| Comment(0) | まちづくり・交通・環境・防災・防犯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月18日

洗足池の歩道橋がなくなります。

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洗足池の表側 中原街道にかかる歩道橋の撤去工事がまもなくはじまります。
当初、見込みの年内の落橋は実現しませんでしたが、来年早々には、歩道橋がなくなります。

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これにより、洗足池の景観を妨げていた歩道橋がなくなりまして、洗足池の駅を降りたところから、洗足池の素敵な景観が楽しめるようになりまして、この地域の魅力が増進することでしょう。
また、ボートハウスの建物も取り壊しの予定で、さらに視野が広がります。
写真は大田区役所ホームページから引用した春の洗足池の写真です。42B6FBF3-7F9B-4F21-9B58-3DF2414D0CF3.jpg


ちなみに、歩道橋下の自転車駐輪場は下の写真のように変更になります。

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posted by 岡高志(大田区議会議員) at 11:41| Comment(1) | まちづくり・交通・環境・防災・防犯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月09日

国のパブリックコメントがおおざっぱすぎないか?「東京圏における今後の都市鉄道のあり方について」

4月7日のブログ:蒲蒲線・新空港線実現への重い課題〜東京圏における今後の都市鉄道のあり方についての答申案を受けてで答申案を取り上げました。

このパブリックコメントの結果が4月26日にひっそりと公開されていました。341件の意見が出てますが、最終的な文面はちょっと文言修正があった程度のことです。

パブリックコメントは使い方によっては、一般人の意見を反映できるいいツールとだと思ってます。区のパブリックコメントに参加して、行政計画に反映させたこともあります。区と違って、国はちょっと敷居が高くて、計画作成担当者に声を届けにいので、パブリックコメントの機会は大切だと思ってました。
でも、今回のパブリックコメントは、全341件のうち255件をひとまとめ!

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個別のプロジェクトに物申す!

というのが、一番の関心事だと思うんだけど。。。

posted by 岡高志(大田区議会議員) at 15:33| Comment(0) | まちづくり・交通・環境・防災・防犯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月26日

呑川をきれいにするための取組まとめ 2016

大田区を南北に流れる二級河川呑川
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私の自宅も呑川近くにありまして、川沿いの風景に心を癒される一方で、その悪臭や細かい虫ユスリカの大量発生に心を悩まされます。そんな思いをたびたびこのブログに綴っています。

呑川をきれいにするために岡高志は取り組みます!(2012年6月)
ユスリカ撲滅キャンペーン(2012年10月)
下水道ってたいせつ。川の浄化、浸水対策などにも。(2013年9月)
呑川の河床清掃が寒いと大変なワケ(2014年4月)
呑川の川沿いが整備されています(2015年4月)



今回は2016年3月発行の
呑川水質浄化対策研究会報告書
(流域の大田区・目黒区・世田谷区、東京都建設局・下水道局・環境局が参加しています。)
もあわせて、現状分析と将来展望を行います。

呑川で発生する水環境問題は、主に以下の4つ
悪臭の発生
スカムの発生
白濁化
魚の斃死

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さて、水質改善のための新しい取り組みを紹介します。

高濃度酸素水浄化施設
西蒲田に設置検討しています。
2015年2月 都市環境委員会ご参照)

スカム発生抑制装置の更新
ジェットストリーマーを積んだ船を西蒲田に浮かべて川底の水質改善を図っています。2台のうち1台を新型機に更新しました。
動水量は65,000m3/日と、2.5倍に
吐出角度はフラットだったのが、ー5〜15度に

結果、新型機の水質改善効果は下流50〜300mに拡大(従来、10m)

川床整正事業
川床の汚濁物資を直接的に取り除きます。
平成28年度〜31年度までの4年間で、7,100m3を掘削します。施工範囲は夫婦橋〜双流橋の1,600m

下水道対策
生活排水などの汚水は通常は、下水道管を通じて水再生センターに送られますので、呑川には流れ込みません。大田区のほとんどの地域では、雨水も下水道管を通す合流式下水道です。
雨の日は、雨水も下水道管を流れていっぱいになるので、一部を呑川に放流しています(越流水)。
つまり、汚水が呑川に流れるので、水質が著しく悪化します。
下水道対策が呑川の水質改善にとって極めて重要です。

呑川水質浄化対策研究会は、下水道対策のために、下水道区間も含めた流域自治体が参加しています。

貯留施設の整備
によって、越流水を一時的に貯留します。

研究会が示す必要貯留量

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東調布公園に、33,900m3規模の貯留施設を設置する計画です。

設計・協議の後、平成30年度ころ工事開始、平成40年度に供用開始予定です。

さらに
上流域でも貯留施設の設置が必要です。
現状、用地確保のめどが立っていません。私は、早期整備を求めています。

場所として、各区の区立学校や国立東京工業大学も検討にいれるよう求めました。

高速濾過マンホールシステム
貯留施設だけでなく、濾過も行います。久が原の一部エリア(流域面積12.33ha)を対象に越流水を濾過して呑川に放流するシステムを導入します。
今年度から工事開始、平成30年度に供用開始予定です。


posted by 岡高志(大田区議会議員) at 16:23| Comment(1) | まちづくり・交通・環境・防災・防犯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月07日

蒲蒲線・新空港線実現への重い課題〜東京圏における今後の都市鉄道のあり方についての答申案を受けて

蒲蒲線・新空港線の実現は大田区の長年の課題。

国から平成27年度までの優先整備路線とされていました。(平成 12年の運輸政策審議会答申第18号に位置付けられた優先整備路線)
その期限までに整備着手されることなく、あつかいが注目されるなか
交通政策審議会陸上交通分科会鉄道部会
東京圏における今後の都市鉄道のあり方に関する小委員会(第20回)
「東京圏における今後の都市鉄道のあり方について」

答申案が公表されました。

東京都の中間とりまとめでは、
蒲蒲線・新空港線の優先度は相対的に低いものとされました。
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今回の国土交通省「東京圏における今後の都市鉄道のあり方について」では、
各路線の優先度のメリハリは消える。

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なんとも、玉虫色な結論になりました。国はいろいろな政治的な配慮をするのでしょう。

蒲蒲線・新空港線には、

重い課題がつきつけられました。
【課題】
  • 矢口渡から京急蒲田までの事業計画の検討は進んでおり、事業化に向けて関係地方公共団体・鉄道事業者等において、費用負担のあり方等について合意形成を進めるべき。

  • 大鳥居までの整備については、軌間が異なる路線間の接続方法等の課題があり、さらなる検討が行われることを期待。

費用負担のあり方
推進の旗をふる大田区が多く負担しろってことなのであれば、困りますね。
接続方法の課題
フリーゲージトレイン的なものがNGであれば、降りて乗換とかなります。


大田区長のコメントでは、
答申(案)の記載は、「〜すべき」又は「〜を期待」の2通りの表記しかありませんが、その内、都内のプロジェクトで「〜すべき」と記載されているプロジェクトは、新空港線「蒲蒲線」を含めて6路線となっております。
案の段階ではございますが、新空港線「蒲蒲線」が高い評価をいただいたことは、大変喜ばしく思っております。
今後、パブリックコメントを経て決定される答申において、同様の高い評価となれば、新空港線「蒲蒲線」の事業実現に向けた大きな後押しになると確信しております。

玉虫色の文章はこのように読みとることができるようです。

とはいえ、

蒲蒲線・新空港線には、重い課題があります。
資金負担と接続方法の技術的な課題。
課題解決が過大なのであれば、鉄道をあきらめて、

JR・東急の蒲田と京急蒲田の間にシャトルバスでも走らせてしまえ!
と思います。

パブコメを経た最終案がわかりやすいものになることに期待しています。


【追記 パブコメの結果】


タグ:蒲蒲線
posted by 岡高志(大田区議会議員) at 23:34| Comment(0) | まちづくり・交通・環境・防災・防犯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする