2014年06月27日

最年少市長の収賄逮捕と、地元都議のヤジ。

  • 全国最年少市長の岐阜県美濃加茂市の藤井浩人市長(29)が、収賄の疑いで6月24日に逮捕されました。

  • 東京都議会では、女性議員の発言時のセクハラヤジ問題で、鈴木章浩都議(51)が自分の発言であったことを認め、6月23日に自民党会派を離脱しました。

この2つの事件は全く関連しないのですが、一政治家としてとても身近に感じられます。いまさらですが、ブログにまとめました。

お会いしたことは無いのですが、藤井浩人市長は若手の政治家として私と共通項があるのか、Facebookでの共通の友達が11人います。

親しいお付き合いは無いのですが、鈴木章浩都議は同じ大田区の議員として様々なイベントでご一緒します。区民の方を中心に、Facebookでの共通の友達が11人います。

そんな訳で、お二人と私の間に同じような距離を感じた次第です。


藤井浩人市長の収賄事件


新聞報道
藤井市長は2013年3月議会の委員会で、プールに雨水をためておき、災害時にろ過して飲料水に使うよう市議として提案。一般質問では市幹部から「雨水ろ過の導入を検討する」という答弁を引き出した。捜査2課はこうした質問が業者の参入に有利となり、便宜供与にあたると判断した模様だ。
(毎日新聞web)

藤井市長は、市長選への立候補を表明した2013年5月、名古屋市北区の地下水供給設備会社の社長(43)=詐欺罪などで公判中=から同社の浄水設備の設置を依頼され、その見返りとして現金30万円を2回に分けて受け取った事前収賄の疑いが持たれているという。(朝日新聞web)


郷原信郎 代理人弁護士の発言



私の感想

議員が一部の業者のために発言することは多々あります。
今回の件で便宜供与と言えるのか?

そもそも、30万円の収賄で現職の市長が身柄拘束されていいのか?
8億円の借入問題で代表を辞めたに過ぎない渡辺善美と比べてしまいます。

でも、政治家個人が法人から政治資金を受領することは出来ません。
藤井市長はどうした名目で30万円を受け取られたのかは疑問があります。
でも、やはり、30万円の帳簿上の問題で逮捕されることは、あまりないでしょう。


鈴木章浩都議のヤジ問題

塩村文夏都議の発言




セクハラヤジが問題になって、中4日して
鈴木章浩都議が「お前が結婚しろ!」と発言したことを認めて謝罪。

すぐに発言主が鈴木章浩都議だと割れていたのに、かなり時間がたった後に非を認めました。
この間に、メディアは様々にインタビューをしていた結果、鈴木章浩都議はウソツキ、呼ばわりされることに。


私の感想

非を認めたものの、責任の取り方は、自民党会派の離脱のみ。
ほとぼりが冷める頃には、会派にも復帰されるのだろうし、
強い後援会組織をもつ鈴木章浩都議だけに、3年後の選挙でも無事に当選を果たされるのかと思います。


議場でのヤジ一般についての私の意見

したり顔で「民間企業の会議ではヤジなど出ないから、議会でもヤジはいかん。」との声がありますが、
議会は、民間企業 "Company" ではありません。立場を異にする人々が意見をたたかわせる場所です。


特に、本会議場での議事進行は、1人の議員が発言して、行政が返事をする形式です。
他の議員は意見を挟む機会はありません。
だから、いいね! よくないね! 程度の意思表示のヤジはリアクションとして許容されるべきと考えています。

とはいえ、議員の発言は与えられた持ち時間の中で行っています。あまり暴力的にヤジると議員の発言の妨害になり、与えられた権利を奪うことになります。やりすぎはいけません。

もちろん、セクハラや差別的発言などを議場の中であれ外であれ、大っぴらに発言するのは、発言者の見識が問われます。
謝れといわれたら、すぐに謝るしかないでしょう。

私に寄せられる議場でのヤジ

私もよく議場でヤジられます。
変な発言をしているわけでなく、賛否の分かれるところを突いているから、ついヤジを飛ばしてしまうのだろと思います。

私の動画アーカイブでもはっきりヤジが聞き取れるものがあります。
(マイクは演壇の声を拾うだけなので、それだけヤジが大きかったわけです。)
もちろん、誰がヤジってるのか、私もわかるし、周囲の議員もわかるはずです。


12:00くらいから


7:50くらいから、9:20くらいからも

ヤジは、こうした動画アーカイブにはあまり出ていませんが、実際の議会を傍聴していただくと、様々なヤジが耳にすることができるほか、議員の様子も良く分かります。





posted by 岡高志(大田区議会議員) at 19:25| 選挙制度・議会一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月10日

ネット選挙運動はいいから、ネット投票をはじめないと。

ネット選挙運動が昨年スタートしたということで、選挙関係者である私、岡 高志 もネット選挙運動に注目していました。

ネット選挙運動も一つのメディアにすぎなくて、多少拡散できたところで、コンテンツに価値がなければ、支持&投票の結果には結びつくこともない。

メディアの一つといっても、例えば、SNSでの注目度(*Yahoo!リアルタイム検索より)は主要候補でも1日2万件いかない。
東京都は 1,000万人の有権者がいる中で、2万件とは決して大きな数字ではない。
自治体選挙や、衆議院の小選挙区であれば、有権者数 30万人くらいである。Buzzといえる注目度は発生しないだろう。

*Yahoo!リアルタイム検索は、twitter、facebookでの投稿の検索エンジンです。検索数を表現したものじゃありません。「いまどきYahoo!で検索する人はいないでしょ!」といったご意見をいただいていましたので、念のため。

コンテンツ力としては、
山本太郎氏は、昨年の参院選、ネットでも話題を集めて東京選挙区で4位当選を果たした。反原発の市民活動がベースにあるし、本人の演説も引き込まれる力があった。

田母神としお氏は、今回の都知事選で最終盤もっとも話題を集めていたが、選挙前から、ネトウヨ層からリスペクトを集めていたから、一定の集票と、ネット上での存在感は当然である。

家入かずま氏は、ネットベンチャーでIPOした人らしく、今回の都知事選のインターネットでは主役級の活躍を見せたが、各得票数は10万票に届かず、88,936票。ドクター中松氏を上回ったに過ぎなかった。
選挙運動の手法としては、twitterでの政策募集、クラウドファンディングといった新しい手法を見せてくれたけれど、政治家として何を期待できるか、未知数なままであって、単に唯一の「若者」候補にすぎなかったのかもしれません。

ネット選挙運動だけでは、選挙の結果は、あまり変わらない。

ネット選挙運動はいいから、ネット投票を導入できれば、選挙の結果は大きく変わるかもしれない。


それよりも、今は、政治家として、人々に期待される何か、を示さなければならない。


参考まで:
ネット選挙運動については
「インターネット選挙運動解禁!?」

2014年の都知事選については
「都知事選。順当な結果、つまり、民意の適正な反映であり。」
「東京都知事選挙。終盤のネット上の盛り上がりは?」
「東京都知事選挙の候補者の政策からみえたもの。」
「東京都知事選挙スタート。序盤のネット上の盛り上がり」

2013年の参院選については
「ネット選挙運動 東京選挙区を制したのは?」
「参院選 ネット選挙の盛り上がり 東京選挙区で誰が注目された?」



posted by 岡高志(大田区議会議員) at 16:31| 選挙制度・議会一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

都知事選。順当な結果、つまり、民意の適正な反映であり。

昨日の都知事選挙。舛添要一さんが新知事に選出されました。
東京を世界一にする公約実現のための都政運営を期待いたしております。

舛添さんの当選は、下馬評通りの結果であります。
二番手を宇都宮さん、細川さんで競った結果、宇都宮さんが上回るのも、マスコミ報道にもあった通りです。

マスコミで優位が報じられると、気が緩んで負けてしまう等と言われることもありますが、
マスコミは選挙報道・分析に何十年と力を入れていますので、より精緻な情報収集ができているように思われます。
特に、都知事選挙は、有権者1,000万人の超大選挙区であります。地域性も何もなく、1,000万人のマスの動きを東京所在のマスコミが分析を外して、番狂わせが起こるようでは存在意義が疑われてしまいます。

さて、昨日の選挙は、大雪で投票率がたまたま低かったから、組織票で優位な舛添さんが圧勝したとの見方もありました。

本当に投票率が低かったのか?
といえば、それほどでもない。
今回の投票率は46.1%
前回2012年は62%でしたが、総選挙と同時でした。
その前 2011年 57.8%、2007年 54.4%と比べると、低い投票率でありますが、
2003年 44.9%と同じ水準。

2003年の選挙は2選をめざす、石原慎太郎の対抗馬といえるのが、樋口恵子さんくらいで争点が少なかった選挙です。
今回の選挙も、全体的に高齢批判があったり、「原発」の争点化が不十分であったため、選びたくなる選挙でなかった感もあります。候補者は多かったものの、2003年と同じ程度の注目度であったのかもしれません。

組織票できまったのか?というのも、どうでしょうか。
選挙における政党支持率が表現されているものとして、昨年の参議院選挙(投票率 53.5%)の比例区への投票状況があると思います。
今回の候補者別の各区での得票率と、参院選での政党別の得票率を対比してみます。

【2014 都知事選】
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【2013 参院選(比例区・東京都分)】
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おおざっばではありますが、
自民+公明+維新 の政党票が 舛添さん、田母神さんに流れて、
(正確には、維新+自民を少々 で田母神さん)

みんな+小沢新党 の政党票などを分けあって、
共産+α で 宇都宮さん、
民主+β で 細川さん。
(みんなの党は、脱原発とか既得権打破を意識した無党派と理解しています。)

投票率こそ、7ポイント違いますが、
組織票というよりも、
直近の政党支持率を適正に反映した、今回の都知事選の結果だと思います。

なんだか、私、選挙ウォッチャーみたいに振り返ってしまいましたが、

民主党所属の政治家として、反省しますと、
  • 有権者が選びたくなる候補者を立てられなかったこと。

  • 選挙の争点をきっちり立てられなかったこと。
  • (「脱原発」も立派な争点ですが、十分に浸透しませんでした。)

  • 何よりも、引き続き、共産党系より民主党系の各得票数が低いこと。
  • これは、民主党が民意の受け皿として、魅力的でない状態が続いていることの表れであります。


私、岡 高志 としましては、区民の皆様ひとりひとりの声に耳を傾け、
大田区政の課題にひとつひとつ向き合うことで、
区民・国民のみなさまに認めていただけるように活動してまいります。


posted by 岡高志(大田区議会議員) at 15:17| 選挙制度・議会一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月07日

東京都知事選挙。終盤のネット上の盛り上がりは?

今月9日が投票日の東京都知事選挙は終盤です。

若い世代の議員として、ネット上での盛り上がりに注目しています。

1月24日付のブログ東京都知事選挙スタート。序盤のネット上の盛り上がりから、時間がたちましたのでアップデートします。Yahoo!リアルタイム検索の結果を集計しました。

【Yahoo!リアルタイム検索の候補者名キーワードへの注目度の推移】
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1月19日から2月6日までの候補者名への日々の注目度を比較しました。
細川、田母神、舛添、家入、宇都宮けんじ、マック赤坂の5名を対象にしました。
注目度が伸び悩んだドクター中松は今回は外しました。ゴメンナサイ。

全体的に注目度が伸び悩む中で、田母神さん、舛添さんが伸びているのが目立ちます。




【Yahoo!リアルタイム検索の感情分析をベースとした支持数】
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Yahoo!リアルタイム検索により提供される感情分析の良い評価を支持率とみなして注目度にかけて支持数を表現しました。
※ 2月6日の注目度X良い評価

田母神さん、舛添さんが注目度が伸びていましたが、ネガティブな評価が多かったようで、
注目度が高かった、細川さんの支持が上回りました。

家入さんと宇都宮けんじさんの動きが似ているのは面白いですね。
どちらも、ネット上では強いファン層に支えられています。


あくまで、代表的な検索ワードでの注目度を比較しています。
宇都宮けんじ氏の場合、「宇都宮」で検索すると、地名の「宇都宮」があまりにも多いので、フルネームとしました。
家入かずま氏の場合は、「家入」で検索しても、歌手の「家入レオ」さんのボリュームがそれほどでもないので、「家入」としました。

なお、Yahoo!リアルタイム検索を私のPCの画面でチェックしたにすぎないので、正確性は保証いたいません。
また、Yahoo!リアルタイム検索の感情分析のアルゴリズムもわかりません


あくまでも、Yahoo!リアルタイム検索の結果にもとづくものにすぎません。

こうしたものと実際の投票結果がどのように関係するのか注目しています。



※ 本記事は公職選挙法 第百三十八条の三 で禁止される人気投票の公表ではなく、あくまで 岡 高志 の分析を記事にしたものです。


posted by 岡高志(大田区議会議員) at 13:21| 選挙制度・議会一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月26日

東京都知事選挙の候補者の政策からみえたもの。

2月9日の投票日に向けて東京都知事選挙が始まっています。
猪瀬前知事の突然の辞任。そして、年末年始に入ったことで、候補者の確定が直前になってしまった今回の選挙。

政策の議論は、選挙期間中に進んでいくことになります。
先日、選挙公報が東京都選挙管理委員会のホームページで公開されましたので、選挙公報をベースに各候補者の政策を整理します。

(結論があまりに後ろになっていて申し訳ありません。)

16候補もいると整理がつかないので、前回のブログ「東京都知事選挙スタート。序盤のネット上の盛り上がり」で指摘した、ホームページをまともに開設している候補者で、かつ、インターネット上で話題になっている下記の7候補の選挙公報だけ扱いました。

宇都宮けんじドクター中松田母神としおますぞえ要一細川護熙マック赤坂家入かずま



選挙公報も取り込んで。

宇都宮けんじ
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ドクター中松
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田母神としお
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ますぞえ要一
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細川護熙
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マック赤坂
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家入かずま0000.jpg


宇都宮けんじ
希望のまち、東京へ。
・世界一、働きやすく、くらしやすい東京をつくります。
・人・環境・コミュニティを大切にする都市へ
・原発ゼロ
・スマートなオリンピック・パラリンピック

 ドクター中松
都税減税!
(具体策は出ていないけど...)
新国立競技場の設計見直しで、建設費を削減して、減税に?

他は、自慢ばかりで、完全にネタになってしまいました。

 田母神としお
危機管理のプロ
航空幕僚長として5万人の組織を指揮統率したことをアピール

自己PRどまりで、政策の主張がありません。
でも、クビになったんだよな...

 ますぞえ要一
東京世界一。
・史上最高のオリンピック・パラリンピック
・大災害にも打ち勝つ都市
・安心、希望、安定の社会保障
・中小企業の育成で世界をリードする産業・人材都市
・世界に通用する人材の育成と骨太の教育改革

大変力強い...
できるのか、本当に。

 細川護熙
原発ゼロで東京が日本を変える
・原発ゼロを成長戦略のてこに
・オリンピック・パラリンピック東京を東北でも
・防災都市・東京に水と緑の力をいかす
・都市基盤の整備を進め、美しく機能的な首都へ
・出産から介護まで少子化時代における「先見的都市モデル」

「先見的都市」って、なんだろう?

 マック赤坂
8大革命
1.教育革命
2.うつ病革命
3.接客革命
4.恋愛革命
5.税制革命
6.選挙革命
7.議員・公務員革命
8.幸福革命

都知事選挙では革命は起こせないと思うのだが...
 
家入かずま
なんと、政策を掲げていない...
5つのテーマについての政策を募集する選挙公報。
福祉、都市計画・成長戦略、行政改革、防災・危機管理、オリンピック・パラリンピック



ここからは、私の主観が強く含まれてきます。

現実的な政策を並べたのは、実に、宇都宮けんじ、ますぞえ要一、細川護熙の3氏のみ。

以前の記事「細川護熙 一丁入ります〜弁当持参じゃないのでファミレスで何かを頼むような話」で候補者をファミレスのメニューで例えました。

ランチメニューとして、食べるべきなのは、この3候補しかないわけです。

ますぞえ要一の古き良き自民党的な 右肩上がり主義に郷愁を感じるのか?
細川護熙のパラダイムシフトをふまえた、「腹七分目」を良しとするのか?
宇都宮けんじの現状を否定した共産主義社会を目指すのか?

みごとに、復古主義、市民主義、共産主義 の3つの思想に分かれています。

個別政策については、議論することで、ベストプラクティスにたどりつきます。
一方で、思想は表層的な議論によって、すりあうものではなく、時に対立が深まるものです。

選挙という場面で、この候補者たちが、討論して生みだされるものは案外ないのかもしれません。

思想が合致する候補者に対して、
個別政策の矛盾を指摘することで、その候補者を鍛えていく。
それが、有権者のできることの大きな一つです。

posted by 岡高志(大田区議会議員) at 19:16| 選挙制度・議会一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月24日

東京都知事選挙スタート。序盤のネット上の盛り上がり

1月23日木曜日から東京都知事選挙が始まりました。

政策は各候補あまり練られていない雰囲気で始まりまして、政策の議論はこれから進んでいくことになります。
知事選挙は 17日間ありますので、様々に議論されることでしょう。

選挙についての議論は、インターネット上で目に見える形で活発になることでしょう。

たんに、候補者の政策や行動予定を発信するだけでなく、
有権者から意見を求める双方向のコミュニケーションが容易なのがインターネットの強み。

今回は、
  • twitterでの政策提案を受け付ける候補者(家入かずま候補)
  • twitterでのキャッチコピーを募集する候補者(宇都宮けんじ候補)
  • twitterでスタンプ画像を返信する候補者(細川護熙候補)
  • など...
さまざまに有権者へアプローチされています。

出揃った立候補者16名のうち、残念なことに4名が公式ウェブサイトを届出していません。
また、単なるデフォルトのアドレスのような候補者名が想起されないアドレスの候補者もいまして、
インタネットの活用について大変に後ろ向きな印象を与えます。

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なお、東京都選挙管理委員会が公開する候補者名一覧に公式ウェブサイトが記載されますが、残念なことにpdfでハイパーリンクがついていませんので、結局、手で入力することになります。というよりも、候補者名で検索します。

ホームページをまともに開設しているのは、下記10候補者。

宇都宮けんじドクター中松田母神としお鈴木たつお中川智晴ますぞえ要一細川護熙マック赤坂家入かずま根上隆



以前の参議院選挙と同様に(参考:「参院選 ネット選挙の盛り上がり 東京選挙区で誰が注目された?」)
それぞれのネット上での盛り上がりを分析します。
以下、Yahoo!リアルタイム検索の結果を集計しました。

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【Yahoo!リアルタイム検索の候補者名キーワードへの注目度の推移】

1月19日から告示の1月23日までの候補者名への日々の注目度を比較しました。
細川、田母神、舛添、家入、宇都宮けんじ の5氏は右軸で表現。
あまり、注目度は高くないものの、常連候補である、マック赤坂、ドクター中松の2氏を左軸で表現。

あえて、小泉 氏を右軸に加えています。

ちなみに、候補者順は期間中累計での注目度順に並んでいます。

鈴木たつお、中川智晴、根上隆の3氏は桁違いに注目度が低かったので、対象から外しました。ゴメンナサイ。


あくまで、代表的な検索ワードでの注目度を比較しています。
宇都宮けんじ氏の場合、「宇都宮」で検索すると、地名の「宇都宮」があまりにも多いので、フルネームとしました。
家入かずま氏の場合は、「家入」で検索しても、歌手の「家入レオ」さんのボリュームがそれほどでもないので、「家入」としました。

また、Yahoo!リアルタイム検索を私のPCの画面でチェックしたにすぎないので、正確性は保証いたいません。



ここでいう、注目度は、twitterやfacebookでの投稿が中心的です。
一般の人が話題にしていると理解できるので、候補者に対して良い評価をしているとすると、注目度が高い候補者が当選するのかもしれません。

そもそも、twitterやfacebookで政治的な投稿をすることを好まない方も多いでしょうし、SNSを日常使わない方も多いでしょう。

この後、どのように注目度が推移していくのか、そして投票結果はどうなるのか。
政策の議論とともに注目しています。


posted by 岡高志(大田区議会議員) at 11:42| 選挙制度・議会一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月22日

細川護熙 一丁入ります〜弁当持参じゃないのでファミレスで何かを頼むような話

さて、明日から東京都知事選挙がはじまります。
2月9日までに投票しなければいけません。

私も一人前に被選挙権もありますから、立候補することもできます。
とはいえ、都知事になってやりたいことがない。
大田区に財源を落としてもらいたいと、東京都にモノ申したいことはありますが。

変なたとえですが、
自分で弁当を作らないで、出かけることにしました。
そして、仕事場の近くのファミレスでランチを食べることになりました。
和洋中とりそろえた食事のメニュー、それが、選挙の立候補者みたいなもの。

何か選んでお腹を満たさなければならない。
さもなくば、必ず投票する一部の人だけの政治がおこなわれてしまう。

食材や味付けについて細かい注文をしても店員に受け流されるだけ。
政策は立候補者側がパッケージしますから、いいとこどりはできません。

食事のメニュー以外にも、アルコールやおつまみもありますが、それでは午後の仕事ができません。
泡沫候補に投票すると、ある種の死票になって、固定票に支えられる候補者を勝たせることになります。

そして、細川護熙さんをオーダーするのですが、

古くて美味しくなさそう。
高齢批判。

と、周りから心配されてしまいました。

高齢の政治家が好ましくない理由を4つあげてみました。
  • 発想が硬直化する。
  • 新しい政治家の登場機会を奪ってしまう(組織の新陳代謝は必要だ)。
  • 知力・体力が衰えているかも。
  • 将来への責任を持ちえないかも。


本当に弊害があるのは、同じ政治家が長年居座り続ける場合。

一度、引退した人が戻ってくるのは、それなりの決意があるんだろうから、好意的に見ています。

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ただ、知力・体力の衰えは否定できないでしょう。
2週間の選挙戦を乗り切ることができるかどうかで、判断したいですね。


ともかく、今日の出馬会見が楽しみです。0000.jpg





posted by 岡高志(大田区議会議員) at 14:19| 選挙制度・議会一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月19日

猪瀬、知事やめるってよ 〜 地方自治法のまとめ(リコール・解散など)

猪瀬、知事やめるってよ
(失礼ながら、敬称を略させていただきました。)

何事もなければ、任期の4年を全うできる知事職。猪瀬知事が前回の選挙前に徳洲会の徳田虎雄氏から5,000万円の現金を受取っていたが明らかになり、政治的に追及されています。
ここらあたりの、地方自治法を整理します。私も議員でありますが、リコール・解散などの規定を完全には覚えていないものです。

議会からの不信任
都議会が責任追及の手を緩めなければ、不信任の議決をすることができます。(地方自治法第178条)
議決要件は、3分の2以上の出席で、4分の3以上の賛成。

知事は、議決の通知を受けた日から10日以内に議会を解散することができる。

解散後の選挙後の議会で、再び不信任が議決されると、知事は失職。
解散しないならば、知事は失職。

リコール
有権者の3分の1(東京都の場合、総数が80万を超えるので、だいたい8分の1。大田区であれば、有権者が50万人くらいなので、6分の1プラス13万なので、だいたい15万)以上の者の連署をもつて、知事など首長の解職の請求をすることができる。 (地方自治法第81条)

そして、投票を行い、過半数の同意があれば、知事は失職。

ちなみに、自治体議員でも同じ制度があります。


自発的辞任
知事は、退職しようとするときは、30日前までに、議長に申し出る。議会の同意があれば、その期日前に退職することができる。(地方自治法第145条)


選挙
いずれの場合でも、知事選になるが、そのスケジュールは、

知事が欠けた日から5日以内に選挙管理委員会に通知。(公職選挙法第111条)

選挙は、これを行うべき事由が生じた日から50日以内に行う。 (公職選挙法第34条)

ざっくり、2ヶ月間にわたって、次の知事の候補者選定、選挙運動がなされます。

再度、猪瀬知事が選挙に出るケースがあります。

出直し選挙 と言われます。下記の規定があります。
退職を申し出た者が当該退職の申立てがあつたことにより告示された地方公共団体の長の選挙において当選人となったときは、任期は、選挙がなかったものとみなす。 (公職選挙法第259条の2)


posted by 岡高志(大田区議会議員) at 06:44| 選挙制度・議会一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする